2022年4月16日(土)、多摩センター駅前で行われた、参政党の街頭演説を書き起こしました。
矢作直樹氏の演説、その2です。
その1はこちら
矢作先生は、5月8日(日)のイシキカイカクサミットに登壇されます。
(記事最後に、参考動画リンクを貼りました)
長年、医療現場で命を見つめ続けてきた矢作先生。
自らの命を守るため、何をどう判断すればよいか。
生活を他人まかせにしない、方法と考え方を話してくださいました。
音源は、こちらの動画を使わせていただきました。
同演説会の演説テキストと動画は、以下の記事にリンクをまとめています。
この記事のテキストは、転載・リンク共にフリーです。
部分的なコピペもOKなので、ぜひ内容の拡散をお願いいたします。
できるだけたくさんの方に知っていただけますように。
2022/4/16多摩センター街宣【矢作直樹-その2】
◆リスク・ベネフィットと、それを超えるもの。広く情報を取り、自分自身で判断を。
なんか、前半のときからずっと立ってらっしゃって、あのー、ほんとに根気よく聞いてくださっている方々がいらっしゃるんで、最初の話しと同じ話しをするわけにもいかないなと思うので、お帰りいただくとき、役に立ったと思われるようなお話しがちょっとでもできたらと思うので。
今度はですね、リスク・ベネフィットの話しをさせていただこうと思います。
リスク・ベネフィットというのは、みなさんね、日々、仕事の中で使ってらっしゃると思うんですけども、我々がその、自分の専門外、あるいはあまり詳しくないところ、そういうところで判断を迫られたときに、どうしたらいいかっていう考え方として、リスク・ベネフィット、あらためてとらえていただいて、日々の生活にいかしてもらえば、と思って、リスク・ベネフィットのお話しをさせてもらおうと思います。
先ほども、前半で新型コロナのからくりの話しを簡単にさせてもらいましたけれども、そういうその全体像というのは、なかなかやっぱりかりづらいのでですね、そういう、何か決断を迫られるとき、自分が、仮にですけれども、薬を飲むとか、ワクチンを打つとかでもいいですけれども、そういうときにですね、どうしたらいいかっていうことは、多分、迷うときもあると思うんですね。
で、そういうときに、どうしたらいいかっていうときの、その判断基準がリスク・ベネフィット。
と思っていただければ、いいかと思います。
たとえば、そうですね、一番新しい数字っていうのは、ほとんど、まあこう言っちゃなんだけど、実数を表わしてないと思うので、難しいと思うんですけど、新コロちゃんがですね、今現在第6波って言われてますけど、第6波の前の第5波までのところは、比較的連続で来てるので、同じ傾向というか、第6波と様子がちょっと違うように見えるんでね、第5波までの数値で言うと、新コロちゃんで亡くなってる若い方。
40歳未満の方で亡くなってる方っていうのは、40人に満たない。
この2年余りで、40人に満たないと言われてるんですね。
その数字とても、もしかしたらもっと少ないかもしれません。
つまり、基礎疾患がある人、あるいは、元々、そういう感受性の高い人も含めての数字。
たった40人です。
この、1億2600万人のうち、たった40人。
40歳未満の人では、たった40人が、新コロちゃんで亡くなってるという、厚労省の数字です。
40人ですよ、たったの。
多く、最大見積もって。
にもかかわらず、なぜ、その若い人、つまり、ここでいうところの、リスクが非常に少ない人に対して、治験段階のものを、治験ていうのは実は我々医療関係者から言うと、かなりわからないものなんですね。
治験ていうのは何のためにするかっていうと、有効性と安全性が本当にありますか?っていうことを確認するための、非常に長いプロセスなんですね。
だから、言ってみたら、世界中でこの、人体実験ていう言葉になるんでしょうかね。
もちろん、人体実験て言葉が醸し出すものと、多分違うように受け止めてると思うんですけれども、ま、実態としてはやっぱり、治験を、今現在、世界中でやったっていうこと、やってる。
日本の場合ですと、治験が終了するのは更に後ですね。
来年の5月だったと思うんですけど、要はですね、そういう試し、効果、安全性(が)わからないもの、それをですね、濃度をそれぞれ、誰にもわからないように、割り付けと言いますけれども、割り付けた人以外は、中身がどれくらいの濃度かわからないものを、試しでみんなに打つわけですね。
で、そういうようなことを、やる。
もちろん、ある程度ハイリスクな人が、それも逆に言えばそう多いもんではないですけど、そういう方々が、安心したいというので打たれる方もいらっしゃるでしょうけれども、少なくともですね、働き盛りのそういう壮年期以下の人っていうのは、非常ーに、ごくごくごくごくまれ。
40名ですよ、この2年余りで、40名。
それに対して、なぜ、たとえばその、40歳未満の人。
どう少なく見積もっても、3000万人とかにですね、打つ必要があるんでしょう?
打てば当然ですけれど、大なり小なり感染しちゃうわけです。
これは、暴露ではなく、感染です。
感染っていうことは、症状がある、っていうことですね。
症状があるってことは、当然体の中で、免疫が動きます。
抗体ができる、って話しになってるんだけど、それだけじゃないわけです。
逆にその、過敏反応になるかもしれませんし、免疫っていうもののその能力自体が、反応しなくなる場合もあります。
これも当然のことです。
だから、治験をしてるわけですね。
だから、治験は、我々老人だったらまだ100歩ゆずって、名分(めいぶん)が立つかもしれないんですけども、働き盛りの若い人、ましてや子どもさんには、基本的にはいらないわけですね。
感染っていうのはですね、なって、治ることによって、またそれが、個人もそうですし、社会も強くなることでありますので、我々の歴史っていうのは感染症との共存ですね。
だから、感染症をなくすっていう発想ではなく、それが一番効果的、弱くなるような社会活動が重要なわけですね。
ひとりひとりは、もちろんなりたくないっていうのはわかるんですけれども、たとえば、病気ってのは、なるかどうかっていうのはわからない部分もありますのでね、その場合に判断基準としては、リスク・ベネフィットを考えてほしいんです。
なになにをするときに、あるいはされたときに、どれくらいのリスクがあるか。
これは、もう、表で出てくる数字でよいと思うんですね。
公に出ますんで。
それに対して、それをすることが、その対抗策を打つことが本当に必要か。
仮に必要だった場合、どれくらい必要か。
っていうような、値踏みの仕方。
これが、リスク・ベネフィットですけど、ぜひですね、このリスク・ベネフィットって考え方をですね、頭に入れて、自分の判断基準にする。
っていうことが、重要かと思います。
それは別に、何にでもあてはまりますよね?
飛行機乗るとき、そうですね。
たとえば、飛行機って、当然ジェット機の場合は、エンジンが全部止まると、昔のプロペラ機みたいにグライダーの機能がありませんので、100%落ちます。
で、落ちるってことはですね、大概の場合は、助からないわけですね。
だからといって飛行機に乗らないかっていうと、これもリスク・ベネフィットの考え方で、一番新しい旅客機だと、ボーイング777とか書かれているようなもの、787なんかもそうですけど、あれは、大体エンジントラブルが、多分、ちょっと前の数字ですけど、600万回に1回ぐらいっていう数字が出てました。
つまり、今、交通事故で亡くなる人が年々減ったといってもですね、交通事故自身は、やっぱり100万件ぐらいありますし、亡くなる方も3000人弱ですね。
つまり、100人に1人は毎年交通事故に遭ってるわけです。
だけど、普通に生活をしますよね。
死ぬ人は、まあ、少ない。
3000人ぐらい。
ちょうど、インフルエンザ肺炎ぐらいです。
とすると、それは当然リスク・ベネフィットの考え方を、無意識に取り入れてるから、車に乗るわけです。
飛行機に乗るわけです。
飛行機がもし、あと1000倍落っこちるとしたらば、多分、みなさん考えると思うんですよ。
だけどね、そんなね、1000万回に1回とかいうようなもんだと、1年に換算して日本だけではね、航空機事故起こらないわけですから、まあ、「乗っちゃえ」ってことになるわけです。
そんなような感じでですね、ぜひ、何かをするときにゼロリスクってことはあり得ないんです。
ゼロリスクが、感覚的には、飛行機に乗ると万が一落ちるかもしれないという感覚もるけど、これはもうロシアンルーレットっていうか、確率の問題なので、予見できないわけですね。
ですんで、そこは腹を決めて、ベネフィットを取るわけですね。
そこのところで、どうかですね、私たちは日々、実はそんなにその特別なもの、もちろんリスク・ベネフィットっていう言葉を意識してないかもしれないけれども、日々の生活の中でそうやって、わからないこと、あるいは、これから生活していくのにおいて必要なことを、無意識に選んでいるわけですね。
それから、今回のこの命にかかわるようなことに関しては、ぜひ、それをあらためてですね、リスク・ベネフィットっていう考えでですね、視点でですね、考えると、ここでも小さい方もいらっしゃるんで、お父さんお母さんは多分、場合によってとっても悩んでらっしゃるかもしれないんですけど、何が一番大事か、何を守るかによって、その答えっていうのは、自ずとわかるようになるかと思います。
ですので、せっかく足を止めて、時間を費やして聞いてくださってる方は、今日、今からでもですね、まあ、今までもそうやって暮らしてらっしゃったでしょうけれども、「あ、そうだ、あらためてね、リスクとベネフィットの天秤でものを判断すれば誤らないんだ、大丈夫なんだ」と思って、暮らしていっていただければと思います。
参政党の政策の中にもですね、そういうリスク・ベネフィットっていう言葉はあえて使ってないようですけれども、そういう物事を判断する思考のいわゆる学習力をですね、育てるっていうことを、具体的にいろいろ考えてますので、ぜひですね、ご自分もそうですし、あるいは子どもさんたちもですね、そういうような上に、ものを考えることをトレーニングされる、我々していきたいな、というふうに思います。
なので、最後に、結局、誰かが今までやってきたことを、それがいいとか悪いとかっていうのは、やっぱり本来の日本人の感覚からすると、まあ、ちょっとやっぱり引っかかるというか、ねえ、それが真実だとしても言いにくいとこってあると思うんで、どうかですね、原点に戻って、「今までのが悪かったからどう」ではなくですね、今までたとえば私たち、国政であれば白票を投じてたって人も含めてですね、よりよい方向にっていった場合に、今の小選挙区制ではどうしても、先ほど赤尾も申しましたけれども、新興勢力ってのは難しい面もありますけども、要はですね、結果を予測してというか、得ようとして行動する場合も、もちろん、先ほどのリスク・ベネフィットっていう考え方としては重要なんですけど、あともうひとつはですね、このリスク・ベネフィットを超えたもの、つまり、動かないことによって後で後悔するようなことって多々ありますけれども、そういうような視点での活動ですね。
たとえば、この現実問題として、選挙なんていう点で見たときに、先ほど(赤尾氏が)言われましたように、100万なんてとんでもない数ですね、100万て大変です。
仮に、こういうある活動に対して、シンパシーというか、「支持しますよ」と言ったところで、実際に雨が降ってるかもしれない、病気になってるかもしれない人が、投票所に行って、ちゃんと間違いなく投票行動をするっていうのは、こりゃ大変なことなので、実際に100万とか何百万っていう数字を得られるに越したことはないんですけど、それ以前にですね、この小選挙区制の中で、あえてですね、新しいそういう、国民が直接声を届けられる仕組みをですね、つくろうとしている、あるいはそれをサポートしようという行動そのものを、生きてる証として残せたらいいんじゃないかな、というふうに、私自身は思ってます。
なので、どうかですね、今のちょっと短い時間で言うと、かえって間違うことがあるかもしれないけど、ウクライナの騒動ひとつとってもね、もちろん国際法上は、第二次大戦後は、戦争行為ってのは違法ってことになってますので、プーチンさんが攻められるのはやむを得ないんですけど、ただですね、そこの状況に持ってくまで、じゃあそのウクライナ、あるいは今の反ロ政権がですね、ロシアに反対している政権が、何をしてきたかってところは、やっぱり見過ごしてはいけないわけですね。
つまり、ロシアのプーチンだって、とっても頭のいい人ですけど、彼がですよ、おそらく最悪の場合失脚をする、ロシアってものが場合によっては完全に独立性を失うかもしれない、そういうリスクを冒しても、こういう、世界を敵に回すっていう活動に出た、そういうバックグラウンドが何であるかっていうことを知っておく必要があるんです。
なぜかっていうとですね、やっぱり物事って、原因があって結果なので、まったく火のないところに煙が立つわけではないわけですね。
ですので、どうかですね、片っぽが100%悪い、あるいは片っぽが100%シロである、なんてことは絶対ないので、そこをですね、バランスよく見てく、そういうような視点ていうのを、ぜひですね、あらためて認識しないといけないかな、というふうに私どもも思うわけです。
なので、重要なことはですね、オールドメディア、テレビ、新聞、ラジオ、雑誌、こういうところに出てくるものっていうのは、当然スポンサーがあるものですね。
そういうオールドメディアが、スポンサーがないと成り立たない。
だからそうすると、スポンサーの意向に沿わない情報っていうのは、絶対に出てこないわけですね。
この参政党が、メディアに取り上げられないのも、そういうことですね。
なので、そういうものを、もちろんまったく無視する必要はないんですけども、ただですね、せっかく今の時代、インターネットも含めて、もっと広く情報が取れるし、なので、自分の身が、それはやがて我々自身にふりかかってくるわけですね。
ですので、どうか、そのオールドメディアに振り回されないように、より広く情報を取って、そしてリスク・ベネフィットの観点でですね、判断をしていけば、我々の生活も、他人まかせでなく大丈夫な方向になるでしょう。
ということで、今日のお話しを終わらせていただきます。
どうもありがとうございました。
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キーワードは5月8日!?「死生観」の意識改革(イシキカイカク)を起こす!!矢作先生にその方法を訊く!【DIY cafe 矢作直樹】
※参考リンクは、管理人によるものです。