2022年2月13日(日)、渋谷駅前で行われた、参政党街頭演説を書き起こしました。
武田邦彦氏の演説部分です。
以下の動画を、書き起こし音源として使わせていただきました。
【参政党】武田邦彦 渋谷街頭演説(2022.2.13)【公式】 - YouTube
【参政党】武田 邦彦 街頭演説@渋谷(2022年2月13日) - YouTube
※街頭演説内容の掲載については、参政党から許可を得ております。
この記事は、転載・リンク共にフリーです。
部分的なコピペもOKなので、ぜひ内容の拡散をお願いいたします。
できるだけたくさんの方に知っていただけますように。
2022/2/13 渋谷街宣【武田邦彦】
こんばんは。
大変な雨の中っていうか、雪の中っていうか。
参政党の武田邦彦です。
どうもよろしくお願いします。
(拍手)
いや、どうも。
僕が言いたいのはですね、バブルが崩壊する今から30年前までは、けっこう日本はよかったんですよね。
自由民主党の政策もよかったし、我々は非常にこう、生活が豊かになって、世界の一流の国になったわけですよ。
ところがね、やっぱり1990年ぐらいになって、やっぱり自民党が悪かったんじゃなくて、もう時代が変わったんですよね。
だから、あの、さきがけができたり、まあ、いろんな政党ができて、そして、民主党も、ま、一応試みとしてやったと。
民主党も悪いわけじゃないんですよ、僕らが投票したんだから。
だけど、やっぱりもう、古い時代と違うんですよ。
何が一番違うかというと、高度成長のときはね、日本人全員がやることが同じだったんです。
お父さんは、毎日朝から一生懸命行って、仕事してきて、お母さんはもう家族をもう食事したり、あの頃冷蔵庫ありませんからね、1日に2回も買い物行かなきゃならなかった。
その時には、参政、って政治に参加することがいらなかった。
日本でひとつだけ政策があればいい。
今でも僕は聞かれるんですよ。
原子力発電所をどうしようかとか、対中国政策はどうする、そんなこと、ひとつに決まる時代じゃないんですよ。
つまりですね、参政党ってのができたのはなぜかっていうと、
こういう多様化の時代はね、それぞれの人の夢も幸福も全部違うんです。
それを集合して、政治に反映するってやつじゃ(なきゃ)ダメなんですよ。
だけどそれはもう、今までの政党ではできないことなんですよ。
それをもう要求しても、かわいそうなの。
だから、今の自民党と野党の攻勢がですね、なんとなく僕らに、何やってんの、国会何やってんのっていう感じが出ちゃうんですよ。
それは、彼らが一生懸命やってんじゃなくて、日本にはもうひとつの政策とか、全員が同じ夢と、全員が同じ仕事をしてるわけじゃないんですよ。
女性だって新しく、家庭をもちろん出て、どんどん仕事をしなきゃならない。
それにはどういう政策、どういうことをやらなきゃいけないか、っていうことなんですよね。
だから、それが一番重要で、それが欠けてたので、2009年のリーマンショックがありましたよね。
あれで職を失った人って、いっぱいいるんですよ。
リーマンショックってね、あれね、アメリカの金融の乱れなんですよ。
アメリカの金融が乱れたらね、日本で真面目に働いてる人が解雇されるって、一体なんですか、これ。
日本で真面目に働いてる人は、真面目な賃金をもらわなきゃいけないですよ。
それから2011年には原発事故が起こりましたね。
今度のコロナ。
これ、偶然じゃないんですよ。
やっぱり偶然じゃなくて、日本の政治体制が、曲がってきたんですよね。
合わなくなってきたわけです。
だから、この際、新しい人で、僕なんかね全然ね、政治家に立候補するなんて思ってもなかったんだけど、僕ね、この際ね、そんなこと、個人的なこと言ってる場合じゃない!
せっかくここまで日本が発展してきて、それは我々の先祖ががんばったからですよ。
おじいちゃん、おばあちゃん、みんながんばった。
その日本をね、ここでダメにしちゃいかんと。
実際、ダメになったんですよ。
2000年から2020年の30年間(音源ママ)、日本だけですからね、賃金、所得が460万のまま、ずーっと変わらない。
アメリカはその間に、3倍になった。
中国は、その間に、沿岸地方は5倍になった。
日本だけ置いていかれた。
しかも、消費税がほとんど0%から10%になりましたから。
我々の可処分所得は、460万が10%減っちゃったんですよ。
こんなことしてたらね、我々の子どもがね、大人になったときには、中国の、中国って悪くないですよ、中国もいいですよ、中国の悪口じゃなくて、赫奕(かくやく)たる日本がね、日本の子どもたちが、成人になったら、日本にはもう職場がないという状態ですよ。
だから、日本の若者が、中国のコンビニエンスストアで店員やらなきゃいけない。
それはよく、親がわかってなきゃいけない。
どうしても、それを防がなきゃいけない。
それには教育も大切だし、いろんなことが大切なんです。
だから、もうこの際、何が大切かったら、ひとつひとつの政策を、これがいいとか、あれがいい、とかいう時代じゃないんですよ。
そんなのは、全部の日本人をまとめて、政策として、日本が発展していくっていうわけにいかないんです。
だから、参政党なんです。
つまり、党員でも、国民でもが集まって、議論して、そのあとで、この政策もやる、この政策もやるって言って、日本全体を進展させていく。
もうひとつはね、日本人は非常に真面目なんで、すぐ真面目な議論になっちゃうんですけど、外国はね、もう企みばっかしてるんですよ。
それはある意味当然なの、人間は。
日本人だけなんですよ、「自分の得になることだったら、なんでもやる」なんていう人はいないんですよ、日本はほとんど。
それは日本の二千年間の歴史で、日本ていうのは、日本列島に住んでる人は全部一緒、っていうことですよ。
全然区別しない。
誰でも同じですよ。
世界でね、奴隷がいなかった国って、日本だけなんですよ、実は。
(?)%くらいははいたんだけど、ほとんどいないんですよ。
それに対して、みなさんがよく知ってる、ギリシャ。
ギリシャは、ソクラテスがいたり、アリストテレスがいたりして、立派な国だと思ってるけど、5%が市民で、90%が奴隷なんですよ。
だから、日本のように本当の平等社会で、自然に感謝して、ご先祖様に感謝して、あとみんなで助け合ってやってきた国なんか日本だけだ。
だから、日本はですね、まったく侵略もされなかった。
モンゴルが攻めてきても大丈夫。
明治時代に、ロシアが攻めてきても大丈夫。
こういう国がなんでできたかったら、偉い人が偉かったんだけど、偉い人が偉いほかに、やっぱり、日本人が頑張ったということです。
今でも、国会議員とか、会社の大きい社長がいろんなこと考えてて、一般の日本国民は、真面目に、毎日やってるんです。
真面目に毎日やってる人が、リーマンショックがあったから解雇されるとか。
それから、今度だってそうですよ、コロナのこと。
もう我々マスクをして、2年間、ワクチン2回打ちゃいいって言われて、2回打ったら全然効かないとか、そうなって。
しかも、今もどんどんどんどんアメリカでデータが出てますけど、この2年間、コロナが流行った2年間で、世界の大富豪っていうのは、個人資産が2倍になってるんですよ、ちょうど。
上位の10人とるとね、7千億ドルがね、1兆5千億ドルになってるんですよ。
なんでですかね。
このことひとつとっても、わかるんですよ。
我々が苦しんで、世界の大富豪が資産を倍にする。
そんなこと、許せません。
ほんとに許せない。
というよりはむしろ、ちょっとここでも関係者がいると思うんで、あんまり言いにくいんですけど、日本の、上の方の銀行とか、商社は、もう歴史的な収益を上げてますよ。
この2年間。
なんでそんなことが起こっちゃうの?
それはね、まあ、ちょっと僕らに、ここに今日聴きに来てる人にも耳に痛いこと言えば、我々が勉強不足だったのかもしれない。
それから、もうひとつは、我々は、政治にちゃんと参加しなきゃいけないっていう当たり前のことを、忘れてたかもしれない。
僕もそうなんです。
僕も、(?)だからいいやなんて、テレビなんか出てて、やってりゃいいんだと。
そうじゃない。
もう、そういう時期は過ぎた。
もう30年間、こんな状態を続けて、あとの30年間、この状態が続いたときの、(?)
それはほんとにダメだ。
今、たとえば、トヨタ自動車、自動車産業が600万人もいて、これでなんとか保ってるのに、この自動車産業、最後にダメにしたら、(?)産業はもうダメになりますからね。
自動車産業がダメになったら、我々の子どもはどういう生活するかという。
今は、高度成長の成果を使ってる状態ですよ。
だけど、高度成長の時代を使ってつぶすだけが、我々大人のすべきことか、ってことなんですよ。
我々大人はここで、僕もまあ、この前誰だったかな、インタビューされたんだけど、「武田先生は別に、議員にもなる必要もないし、なんにもなる必要ないし、ゆっくりやったって、陶芸でもやってりゃいいのに、なんで立つんですか」って言われたから、いや、僕なんかもう死んでもいいわけですよ。
要するに問題なのは、私の活動、一生の活動っていうのは、やっぱり日本が繁栄して、日本の子どもたちが幸福になって、初めて、自分の人生なんですよ。
だからこの際、神谷さんがいるし、松田さんと吉野先生とかね、おられますから。
是非ね、この際、できればね、参政党だけじゃなくてね、日本というもの、それから、日本人の幸福。
これをやりたいというね、政党でも、個人でも、できるだけ多く入って、まあもちろん時間はかかるでしょうけど、できるだけ時間がかからないように、日本の主力の政治にならないと、我々がなんで頑張ったか、もうわからなくなっちゃう。
だからここで、私たち立ちました。
みなさんも、この寒いところね、来ていただいたのは、(?)
今日は失礼しました、つまんない話を、どうも。