参政党に賛成?非公認ブログ

参政党の街頭演説の書き起こし、イベント開催予定のまとめ、動画のリンク集など。

【参政党街頭演説】2/11新橋・質疑応答テキスト◆防災・原発(動画リンクつき)

2022年2月11日(金・祝)、新橋駅前で行われた、参政党街頭演説。
防災と原発についての、質疑応答を書き起こしました。

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質疑応答の前の演説テキストと動画は、こちらの記事にリンクをまとめています。

join3sei10.hatenablog.com


書き起こし音源は、こちらの動画を使わせていただきました。
【参政党】原発に対するスタンス

www.youtube.com


※街頭演説内容の掲載については、参政党から許可を得ております。

動画を公開されている 参政党アーカイブ チャンネル様 にも、ご了承いただきました。

この記事は、転載・リンク共にフリーです。
部分的なコピペもOKなので、ぜひ内容の拡散をお願いいたします
できるだけたくさんの方に知っていただけますように。

【質疑応答:防災、原発】

質問

ふたつお伺いしたいんですけれども、地震と原発について教えていただきたいんですけれども。
今、内閣府のホームページに、首都圏直下型地震と、南海トラフ地震が、これから30年の間に70%から80%の確率で、マグニチュード8から9の大きさで、起こる確率が非常に高いと、いうふうなことが書いてあります。

これ、政府が認めてることなんですね。
それに伴って、10年前ですか、福島原発事故があったんですけれども、やはり同じようにですね、原発の事故が起こる可能性が非常に高いというふうに思うんですけども、まず一つめ。

その大きい地震に関して、具体的な対策、減災策を、どのようにお示しいただけるのかということと、それから、絶対起こしてはならない原発事故を、どのように防止するか、防ぐかということに関して、参政党のご意見を、お三人から、教えていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

回答

神谷宗幣
はい、まず前提を言いますと、参政党の原発政策は固まっておりません。
まだ、党内で揉んでる、「反対だー!」っていうのと、「いや、それでもやらなきゃ」ていう人と、意見がなかなか拮抗してまして、固まってないということが前提です。

中で、三人は個人的な見解がそれぞれありますので、はい、少しずつお話し聞いてもらえばと思います。


吉野敏明
まずね、その地震が起きたときの対策っていうのは、原発のこともそうなんですが、その前にやっておくと、結局さっきの治水の話しとかにつながるんですよ。

河川が氾濫するとか、土砂崩れになるとかっていったら、つい去年もありましたよね、伊豆の辺り、どこだったかな、御殿場だっけ。
熱海だね、ああいうところであっただけじゃなくて、いっぱいあるわけですよ。

で、これもそうだし、富士山の噴火の話しもそう。
富士山の噴火っていうのは、西暦700年ぐらいと、それから、宝永山の噴火って1700年ぐらいにあって、もう来てもおかしくないぐらい。

で、そういうのも、どうなるか。
これもだから、こういうところに、インフラストラクチャーっていうのを投資しなきゃいけないのを、ずーーっと減らしてきたんです。

これもう、1/3ぐらいの金額になっちゃってて、まずここをやっておく、というのが、大前提です。

で、原発の問題は、武田先生もおっしゃってますけども、原子力発電だけのことを言うと、こんなに効率のいいものはない。
最高だと。

ところがそれは、どんなにがんばっても震度5までしか、うまくいかない。
震度6になると、今のやってるお金の10倍かけなきゃいけない。
震度7だと100倍じゃなきゃいけない。

そうすると、電気代を100倍にすれば、震度7まで大丈夫ってことになると。
無理ですよね。

なので、私がさっき言った、なんで水力発電ていう、日本は世界で一番いいカードを持ってるのに使わないか、ってこと。

これ、ずーっとつくってないんですね。
ここ最近。
ま、つくってはいるんですけど、すごく減ってると。

で、小規模の水力発電だったら、できるはずなの。
それだったら多分ね、数年でできるの、たくさんある。
そういうのをつくっていきながら置換していかないと、無理です。

で、太陽光パネルとか風力発電で、火力発電とか原子力発電を変換することは、現在の技術では無理です。
不可能です。

やってもいいけども、地すべりがそれこそ起きたりとか、風車が壊れたらどうするんだとか。
騒音がすごいです、風力発電もね。
あとは、それを太平洋上につくればいいとかって、そういうね、無鉄砲なこと、また言うんですよ。

で、現実路線で言うんだったら、これが一番いいと思います。
原子力発電そのものを、僕の個人的な意見ですよ、完全にゼロにするのは危険です。

なぜかって言うと、原発を持っていて、ロケット技術が世界で一番だから、中国とロシアが、日本を、核を武装してるのと同じだから、(ミサイルを)撃ちこめないわけです。
これを、完全にゼロになると、ほんとに、もっとアメリカに守ってもらわないといけなくなくなると、日本が自立できなくなる。

ここはですね、私の意見なんで、ちゃんと国民の議論をちゃんと通じて、で、安全保障の面と、科学技術の面と、生活の安全の面と、それから将来安全な発電と、この4つの(?)     
これで、どっかでバランス取らないといけない。
これだけ、これだけ、これだけ、これだけ、ってのはない。

で、これ、逆に言うと日本人のいいところで、複数の意見を揉んでですね、最終的に、将来の日本人のためにどれが一番いいか、っていうことを考える。
これが日本人のいいとこだし、参政党も そこはそうやって決めていくんだと思います。

 

赤尾由美
はい、ありがとうございます。
私も、原発については個人的な見解ってことになりますけども、やっぱり、あの、今の海際にあれだけ大きいのがボコボコあるっていうのは、まあ、安全保障上もどうかな、ってふうに思いますね。

やっぱり、よその国を見れば、もっと小型化するとか地下に入れるとか、いろいろやってますので、ほんとにその辺は、もっとやりようなのかなと思います。

ただ、この辺、神谷も申し上げた通り、まだ、党員の意見、あるいはボードメンバーの意見、そこら辺を揉んでるところです。

あと、防災に関してはですね、これも繰り返しになりますけども、ほんとに、政府が、まさにね、私もうほんとに、防災に何十兆もじゃかじゃかと使っていただきたい。

ほんとに私も、南海トラフや東京直下だっていうのは、切実に、自分自身も当事者になりますからね、心配してます。

なので、個人としてね、できる備えはやるのは当然ですけども、やっぱりそこにこそね、もう何十兆、あるいはもう場合によってはもうね、もう百兆でも何兆でもいいんですけども、もう政府がガンガンお金を使っていく、で国民の命を守る、っていうね。

そして、やれば、経済も回っていくんですよね。
なので、ほんっとに防災に関しては、積極的な財政出動を希望しますね。

 

神谷宗幣
ありがとうございます。
私も少し原発に関して意見を言いますと、私、福井県大飯郡(おおいぐん)高浜町和田というところで生まれ育ちまして、原発があるところです。

小さいときから、原発、見学がありまして、「安全だ、安全だ」というふうに言われておりました。
大人になってくると、関電からお金がいっぱい行政に入ってんだな、ということが、大人の会話でわかってきまして、ま、それがいろいろ問題にもなってですね、今、叩かれてるんですけど。

私は3.11の事件があったときに、あんだけ安全だって言ったのに、ウソだったじゃないかと。
すごいショックを受けまして、やっぱり、あの大型の原発はやめるべきだな、というふうに、感情的には思いましたし、今でも思っています。

が、一方で、国民にエネルギーを供給しないといけないし、経済の問題も考えないといけないわけですよね。
そのときに、すぐにじゃあ廃炉に、あー、止めればいいのかって言うと、60基あったんですよ。
で、だいぶ、まあ廃炉にしてきましたけど、まだ30数基あります。

で、あればですね、停止してても動かしてても、リスクは一緒ですよ。
そこに、燃料棒があるから。

てことは、今、私が思ってるのは、あるものは、だましだまし使っていくしかない、というふうに、私は思っています。
はい。

が、しかし、それこそさっき言ったように、地震とか来るわけですよ。
てことは、リスクの高いところから、順番に廃炉にしていかなければいけないです

で、廃炉にした分のエネルギーを、どういうふうな形で、補っていくのかということを、ちゃんと提案できないと、廃炉にしたはいいけどできなかった、ってなるのが怖い。

で、私は個人的には、火力でいいんじゃないかと。
これ、竹田恒泰さんなんかもおっしゃってるかな?
火力の方でいけるんじゃないかな、と思うんですけど、世界はですね、温暖化でCO2ダメだ、と。
化石燃料ダメだ、って言うんですよね。

そこのところのハードルを、どう超えるか、というところがポイントで、代替のエネルギーが確保できて、国民が、まあ例えば北海道寒いですよね、冬になったら。それでもエネルギーがありません、ブラックアウトしました、みたいになったら、それで人が死んじゃうわけだから、そういう無責任な政治、できないじゃないですか。

ね、だから、北海道も含めて、沖縄の離島に至るまで、ちゃんとエネルギーを供給するっていうことの計画がつくれたんだったら、いち早く廃炉にすべきだし、それが国民の合意で決まり、予算がつけれない限り、「とにかく危ないから全部なくしちゃえ」っていうのも無責任かな、と。

だから、これね、感情論と現実論のはざまなんですよ、僕も。

感情的には、危ないのを危なくないって言ってたんだから、これ武田先生もおっしゃってますけど、そういうふうにしてたんですって。やっぱり。
リスクをちゃんと提案する学者がいたのに、そういう声を表に出さずに、やってたんですって。

後で聞いてみればね、そんなことなんですか、ってことなんですけど、じゃあどうするの、っていったときに、これをやれば絶対っていうのが、まだない。

だからね、こういうことに参政党使ってほしくて、我々にですね、まあまだ選挙やってて、議論が十分できてないです、正直。
政策。

だって、国の政策って、どんだけつくんないといけないと思います、みなさん?
こうやって、いろんなこと思いがみなさんあるわけですよ。
福祉、教育、原発、エネルギー、ね。

いろんなことを全部つくるのってなかなか大変で、でもこれ、国民の力があればですよ、国民ひとりひとり専門がいっぱいいますから、参政党にそういう、シンクタンクみたいのつくりたいんですよ。
原発問題を考えるとか、防災を考えるとか。

そして、ほんとにここ利権、大体この利権ですから。
原発も利権ね。
医療も利権。
薬も利権。
いろんなものが利権です。

そして、そういった利権団体が、選挙に代表を出して、参議院全国比例なんか、利権団体、利権って言ったら怒られますけど、まあそうですよ。
ひとつの利益団体代表を出すのが、参議院全国比例区。

そうでしょ。
なんとか会の代表とか出てくるんですよ。
そういう人たちが集まってるとこほど、自民党とか行っちゃうわけですから。
もしくは、立憲民主党とかね。

だから、利権と利権のぶつかり合いじゃダメで、そうじゃなくて、あなた方の業界も儲かっていいんだけど、いいんだけど、それも国民だから、一番は、国民の権利とか、生命とか、安全を守ることなんですよ。
そっちを軸にしないで、お金で先走るから、変なことになるんです。

だから、ちゃんとそこから外れた国民によるシンクタンクみたいなものができて、お金どうこうじゃなくて、必要なものにはどんどんお金を使えばいい、積極財政でいいんだから、ここにはお金つかいましょうっていうふうに決めて、そっちの方向が決まったら、今の大型原発はいち早く撤廃すべきだと、いうふうにしようと言えますよね。
だって、こうやればいいんだからと。

それが固まってない段階でいったときに、必ず関電が言ってくるのは、「ほら、お前らが言ったとおりやったせいで電気が足りないじゃないか、経済がダメになったじゃないか」って言って、また足止めされるんですよ。
もう、ずーっとそれやってるでしょ、10年間。

だから、そういう感情的な議論じゃ進まないから、しっかりと代替案をみんなでつくって、利権関係なくつくって、こういう形でできるから、みんなのね、多くの国民の合意も取り付けられてるんだから、こっちですよ、っていうふうにして、変なプロパガンダとか、イデオロギーの闘争の中にエネルギー問題なんか入れちゃダメなの。
みんなの命がかかってるから。

っていうのが、僕の考えです。
ので、3人の話し聞いてもらいましたけど、その人のよって違うので、まだね、ここはもうちょっと調整が必要だな、というふうには思ってますが、武田邦彦さんなんかもうその分野の専門家なので、ああいう先生がいてくださることは、非常にありがたいですし、またぜひ武田先生がいるときにですね、原発の問題ですとか、聞いていただけたらいいかなと思います。
はい。
原発に関しては、以上です。

 

※参考動画
まずは議論しようよ!武田邦彦氏は原子力発電所についてこう思う【政党DIY→参政党 吉野敏明×武田邦彦】/参政党【政党DIY】

www.youtube.com